スマートエネルギーネットワーク
スマートエネルギーネットワーク(以下、スマエネ)とは、コージェネを核として地域で使用する熱と電気をネットワーク化するとともに、ICTの活用により需要と供給を的確なバランスでマネジメントするシステムである。エリア全体で電気と熱の需給を最適化することにより、単一の事業所では困難なより高い省エネ・省CO2を実現することが可能になる。
また、分散型エネルギーシステムとして、災害等で系統電力からの給電が停止した場合にも、エネルギー供給を継続することで、地域のレジリエンス強化にも貢献する。※
近年ではICT技術の進展により、再エネとの連携やAIを用いた需要予測などより高度なエネルギーマネジメントを実現している事例が登場している。
ここでは民生用、産業用それぞれにおけるスマエネの事例を紹介する。
※ブラックアウトスタート(BOS)仕様機種を採用した場合