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脱炭素燃料について

水素

2017年12月に策定された「水素基本戦略」の中で、水素は様々な領域で究極的な低炭素化が可能であること、コージェネシステム等における水素混焼も含め導入拡大を図っていくことが示された。
2023年2月閣議決定された「GX実現に向けた基本方針」では、アンモニアと合わせて水素は、発電・運輸・産業など幅広い分野で活用が期待され、自給率の向上や再生可能エネルギーの出力変動対応にも貢献することから安定供給にも資する、カーボンニュートラルに向けた突破口となるエネルギーの一つである、と位置づけられている。
水素は燃焼してもCO2を発生しないのでカーボンフリーな燃料と言える。

一般に、化石燃料から製造した水素は製造時にCO2を発生することから「グレー水素」と呼ばれるが、発生したCO2を回収し貯留や利用する技術と組み合わせた水素は「ブルー水素」、再生可能エネルギーを利用して水電解で製造した水素は「グリーン水素」と呼ばれる。

図:水素の製造方法

出典:経済産業省HP(次世代エネルギー「水素」、そもそもどうやってつくる?|スペシャルコンテンツ
|資源エネルギー庁 (meti.go.jp))より
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/suiso_tukurikata.html